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− 夜会話集2 − ハヤトとジンガ 【第4話】 【第5話】 【第6話】 【第7話】 |
【第4話】 |
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純粋に強さを求めるジンガ そのまっすぐな瞳が、 俺にはとてもまぶしく思えた 迷いも不安もなく 夢に向かって 走っていけるということ 俺にも、できるんだろうか? ハヤト:ジンガは東から来たんだよな ジンガ:ああ、そうさ 聖王国の王都、ゼラムの都から来たんだぜ ハヤト:聖王国? ジンガ:リィンバウムの大半を治めている国のことさ ジンガ:このサイジェントの街は、聖王国の西の果てにあるんだぜ ハヤト:あ、そうか!だから街を治めてる人が領主なんだ・・・ ジンガ:へへへ、そういうこと ジンガ:俺っちの旅の目的は、ここから西を支配する帝国で、強いヤツらを探して戦うことだ ジンガ:そのためにも、アニキからいろいろと勉強させてもらわなきゃな 世界は広いんだなあ |
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【第5話】 |
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夕暮れの荒野で交わした約束 今はそれを信じたいって、 俺は思っている 秘密をもっているということを 自ら認めてくれたクラレット それだけで、今は充分だから ジンガ:その剣士って、そんなに強かったのか? ハヤト:ああ、そりゃもう強いなんてもんじゃない 剣のひと振りで相手を吹っ飛ばすんだ ハヤト:あれでも手加減してたみたいだし・・・ ジンガ:ちくしょーっ!戦ってみたかった!! ジンガ:なあ、アニキっ そいつ探しに行こう! ハヤト:ええっ!? ジンガ:な、いいだろっ!? ハヤト:無茶言うなよ・・・ うう、やぶ蛇だったな |
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【第6話】 |
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カノンとバノッサ この世界に居場所がないという 彼らには力ずくで居場所を作る 必要があったのかもしれない だけど、それは本当に 必要だったことなのだろうか? その答えは、俺には出せない 自分の居場所を 見つめることすら、 まだできていないのだから ジンガ:アニキと出会ってから毎日が楽しいぜ ジンガ:次から次へと強い奴が出てくるんだもんな ハヤト:ってことは、まさか? ジンガ:ああ、俺っちの当面の目標はカノンさ!! ハヤト:おいおい・・・ ジンガ:力比べなら自信があるんだ へへへ、吉報を待っててくれよ? 本当に素手で勝つ気で いるのかなあ? |
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【第7話】 |
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思いあがっていた 俺の力なら、彼らを救うことが できると信じていた けれど、現実は違っていた 囚われていく人々に背を向けて 逃げる事しかできなかった自分 ラムダの言葉が胸に痛い 結局、俺がやったことはただの 自己満足だったんだろうか・・・ ジンガ:アキュートって連中はとんでもないな ジンガ:あのラムダって剣士は別格として、他の三人だってかなり強いぜ ハヤト:わかるのか? ジンガ:ガゼルがスタウトってハゲのおっさんに背後をとられたの見たろ? ジンガ:ありゃ剣士や格闘家の動きじゃなかった ジンガ:アニキも、気をつけたほうがいいぜ ただのハゲじゃないって ことか・・・ |
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