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| − 夜会話集４ − ナツミとエドス 【第１２話】 【第１４話】 【第１７話】 |
【第１２話】 |
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【蒼の派閥】の召喚師たち 彼らが探し求めていた宝玉は 黒装束と結託したバノッサの 手の中にあった 悪魔を召喚して操る力を もつという【魅魔の宝玉】 その強大な力の片鱗を 見せつけられてあたしたちは 言いようのない不安に 駆られていた・・・ エドス：あんな連中と組むほどバノッサが力を欲しがっていたなんて ナツミ：エドス・・・ エドス：あいつは力に目がくらんでしまって忘れとるんだ エドス：強すぎる力は、自分の身を滅ぼしかねないという恐ろしさを！ ナツミ：わかる気がする・・・それ、あたしといっしょだ・・・ エドス：止めなくちゃならん エドス：ワシはもうこれ以上、バノッサに過ちを犯させたくない・・・ バノッサを止めよ！ エドスのためにもね！ |
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【第１４話】 |
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気が付いたら、あたしたちは 見慣れた南スラムにいた 夢からさめたように立ちつくす あたしの手には、今のが 夢じゃないって証明する、エルゴ あたしがなんで選ばれたのかは はっきり言って解らない でも、あたしが救うことの できるなにかがあるなら・・・ エルゴたちの言葉に賭けてみる のも手かもと、あたしは思う エドス：バノッサのやってることは、この世界まで危険にしてるんだな ナツミ：う〜ん でも、バノッサって それに気が付いてないんだよねぇ・・・ ナツミ：バノッサのせいだとは思ってないけど・・・ エドス：そうか・・・ ナツミ：でも、止めないといけないんだよね 事情知ってるのってあたしたちだけだし エドス：ああ、そうだな バノッサを止めなくちゃ いけないんだよねぇ |
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【第１７話】 |
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人は、さまざまな思いを 胸に秘めて生きている 人間って、難しい・・・ みんなが秘めている違う想い 大切なものだから、譲れない ものだから、ぶつかってしまう こともあるわけだし・・・ わかりあえたらいいと思うけど あたしにも譲れないものがある もう、迷うのはやめ・・・ あたしは、大事なものを守る ためなら・・・強くなれる 信じてくれる仲間たちと 最後まで運命に立ち向かおう エドス：お前さんもギブソンも ワシらのことを考えてくれていたのに エドス：結局、ワシらが台無しにしてしまったなあ ナツミ：そんなことないよぉ ナツミ：正直ね、あたしここにいていいのか不安だったんだ・・・ ナツミ：だから・・・エドスたちが来てくれたとき、ドキドキするくらい嬉しくて・・ ナツミ：ああ、ここがあたしの家なんだって思えたんだ・・・ エドス：迷う必要なんてないさ エドス：お前さんがここにいたいのなら、いつまでもいてくれればいい エドス：それにな・・・ワシはお前さんにここにいてほしいんだ エドス：そのためなら、どんな苦労も気にならんさ ナツミ：エドス・・・ あたしの居場所は ここなんだね・・・ |
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