 |
|
|
|
| HOME ＞ その他 ＞ 夜会話集 ＞ 夜会話集１ ナツミとガゼル | |
| − 夜会話集１ − ナツミとガゼル 【第０話】 【第１話】 【第２話】 【第３話】 |
【第０話】 |
||||||
あたしは召喚術って魔法で この世界に呼び出されたみたい こういうのはマンガの世界の話 だと思っていたんだけど・・・ だけど、現実は現実 これからどうすれば いいのかを考えながら あたしはリィンバウムでの 最初の朝を迎えた・・・ |
||||||
|
||||||
【第1話】 |
||||||
こうしてあたしと【フラット】の 仲間たちの生活がはじまった なかば成り行きみたいに なっちゃったけど これはこれでいいのかなって 思ってる そんな目まぐるしい 一日も終わって・・・ 眠れなかったあたしは 屋根の上でぼんやりと考え事に ふけっていたんだけど・・ ガゼル：どうだ 結構いい眺めだろ？ ナツミ：へぇ ここからだと街全体が見渡せるんだぁ ガゼル：もう一度だけ聞いときたいんだけどよ・・・ ガゼル：お前、本当に召喚師じゃないのか？ ナツミ：もう、違うってば！ ナツミ：あの不思議な光だって自分の意思で使ってるわけじゃないのよ ナツミ：信じてくれる？ ガゼル：ケッ、当たり前だろうが ガゼル：仲間の言葉を信じられないほど、俺はせこくねえよ・・・ ガゼルってば、あんなだけど 根はいいやつだよね |
||||||
|
||||||
【第２話】 |
||||||
荒野で出会ったキールの 言葉を信じるのなら、 あたしは事故によって間違って 呼ばれてしまったらしい 迷惑な話だとは思うが、 事故だっていうんだから 仕方がない ともかく、いきさつはわかった あとはなんとかして元の世界へ 帰る方法を探すだけ・・・ ナツミ：ねえ、ガゼル 前から聞きたかったんだけどさ・・・ ガゼル：あん？ ナツミ：どうして召喚師のことをそんなに嫌うの？ ガゼル：・・・この建物がよ、孤児院だったってのは覚えてるか？ ガゼル：街の援助金を受けて、孤児院は運営されてたんだがよ・・・ある日それが打ち切られた ガゼル：召喚師のせいでな ナツミ：え？ ガゼル：領主の相談役をしている召喚師が、無駄な出費だと言い切りやがったんだとさ ガゼル：院長のおっさんは抗議に出かけたが、それっきり今も帰ってこねえ ガゼル：そんで、このザマさ ナツミ：そんな・・・ ガゼル：ま、だからって召喚師全員に恨みをもつのは筋違いってもんさ ガゼル：わかっちゃ・・・いるんだがよ・・・ ガゼルが召喚師を嫌う気持ち 確かにわかる気がする・・・ |
||||||
|
||||||
【第３話】 |
||||||
そんなこんなで、 大騒ぎのうちに花見は終了！ ごちそうはおいしかったけど ホント言うと、リプレの ご飯ヌキの方がこたえてるんだ ほんと、ご飯ヌキはつらい・・・ おなかはぐ〜ぐ〜鳴るし・・・ 仕方ないから、あたしは 屋根の上に月を眺めに出た・・・ ナツミ：あーあ ご飯ヌキはひどいよねぇ・・・ ガゼル：なんだよ、後悔してんのか？情けねえなぁ ナツミ：べーだ！ガゼルだっておなかへってるくせに！ ガゼル：チッチッ、甘いな・・・ほれ ナツミ：クッキー！？ ガゼル：こういう展開は予想してたからな、準備に怠りはねえのさ ナツミ：（計画的だあ・・・） ガゼル：お前だけにひもじい思いをさせとくのもなんだしな、食えよ ナツミ：う、うん ガゼル：言っとくが、リプレにゃあ黙っとけよ？ ふっふっふ、さすがはガゼル 頼りになるねぇ！ |
||||||
|
||||||
 |
|
| Copyright (C) 2005 攻略道中 All rights reserved |
| SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||
